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バージョン: 9.x

pnpm exec

プロジェクトのスコープ内でシェルコマンドを実行します。

node_modules/.binPATH に追加されるため、pnpm exec を使用して依存関係のコマンドを実行できます。

プロジェクトの依存関係として Jest がある場合、Jest をグローバルにインストールする必要はありません。pnpm exec で実行するだけです。

pnpm exec jest

コマンドが組み込みの pnpm コマンドと競合しない場合、exec の部分は実際にはオプションであるため、次のように実行することもできます。

pnpm jest

オプション

exec コマンドのオプションは、exec キーワードの前にリストする必要があります。exec キーワードの後にリストされたオプションは、実行されるコマンドに渡されます。

OK。pnpm は再帰的に実行されます。

pnpm -r exec jest

NG。pnpm は再帰的に実行されませんが、jest-r オプション付きで実行されます。

pnpm exec jest -r

--recursive, -r

ワークスペースのすべてのプロジェクトでシェルコマンドを実行します。

現在のパッケージの名前は、環境変数 PNPM_PACKAGE_NAME で利用できます。

すべてのパッケージに対して node_modules のインストールを削除します。

pnpm -r exec rm -rf node_modules

すべてのパッケージのパッケージ情報を表示します。環境変数を機能させるには、--shell-mode (または -c) オプションと共に使用する必要があります。

pnpm -rc exec pnpm view \$PNPM_PACKAGE_NAME

--resume-from <package_name>

特定のプロジェクトから実行を再開します。これは、大規模なワークスペースを操作していて、ビルド順序で先行するすべてのプロジェクトを実行せずに、特定のプロジェクトでビルドを再開したい場合に役立ちます。

--parallel

同時実行とトポロジカルソートを完全に無視し、プレフィックス付きのストリーミング出力で、一致するすべてのパッケージで特定のスクリプトをすぐに実行します。これは、たとえば、長時間実行されるビルドプロセスなど、多数のパッケージにわたる長時間実行プロセスに適したフラグです。

--shell-mode, -c

シェル内でコマンドを実行します。UNIX では /bin/sh を使用し、Windows では \cmd.exe を使用します。

--report-summary

このオプションについては、run コマンドのドキュメントを参照してください

--filter <package_selector>

フィルタリングの詳細については、こちらをご覧ください。